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師弟対談
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  【 駒沢さっき (Harm & El.b) 】

13歳からベースをはじめ、17歳で初めての渡米。

ジャズベーシストとしてアメリカ・メキシコを中心に音楽活動を開始。

様々なクラブでのハウスバンドを経て、American Rock Band「HALF and HANBUN」及び Boston World Jazz Project「Dak」に加入し多数のライブやRecに参加。

2007年 グラミー賞受賞バンド「 El Tri 」「 Arturo Labastida」とメキシコシティで共演。

2008年からは怪我のためダイアトニック・ハーモニカのみで音楽活動を続けていたが、現在は「水野式三指奏法」によりエレクトリックベースでの活動を再開している。

■対談

 

聞き手(事務局)

今回登場してもらった、駒沢さっき(コマサワサッキ)女史との師弟関係は、ちょっと尋常ではないだけに興味深く、実際に会う数年前より師弟関係であったという不思議な経緯!?をもっているようです 。

 

その辺りを中心に対談してもらいました。

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(事)

まず最初に師弟関係となったのが水野さん本人ではなく、米国へ行く時に持っていった「水野正敏が斬る!/ベース奏法クリニック」という教則本なんですって?

 

駒沢
そうなんです、教則本を持っていこうと思って本屋さんに行って見てみたら、これをやったらどういうベースになれる、というのが一番よくわかったのが水野さんの本でした。

 

水野
私が驚いたのが、奏法クリニックに掲載している譜例を、全てを暗譜したと!ここまで読破した人に会ったのは初めてでもあり、これはもう会ってなくても師弟関係ではないかと(笑)

 

駒沢

はい、はじめて水野さんの演奏を聴いた時に、すごいと思った。

 

初めは水野さんがすごいからできていると思っていたんだけど、これを教則本やっていくと基礎の積み重ねだという事が分かったんですよ。

とにかく、全部ここに書いている事をやってやろうって(笑)

それで、自分のできない奏法があれば、それを分析できるようになる、逆になんでそういうふうに弾けているかが分かると。

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(事)

水野さんはフレットレスで有名ですが、これ一冊でスラップまで覚えて、米国でアルバムCD2枚出したんですって!?

 

駒沢

はい。

 

全員

凄い!!(笑)

 

(事)
本当に読んだだけで、そこまで出来るようになるんですか?

 

駒沢

水野式はちょっとやっただけで、現場で効果が出たんですよ。

例えば、譜例4つ目くらいなんですけど、ツー・フィンガー奏法の死角みたいなのがあったじゃないですか。あれを最初に結構やったんですよ。そうしたらもう見違えるくらい!

 

水野

あぁ、あれは本当にベーシストの死角になっていて、雑誌にも書いたりしたこともあるんだが、それに気付いてくれるベーシストが少ない。

私の教則関係は大げさに言わない書かないだけで、何気に凄いこと教えてたりするんだよね。それを、駒沢さんは見事に見抜いたというのが、ベーシストとして「お主、出来るな・・」と(笑)

 

(事)
アメリカではウッドベースも弾いていたんですって?

 

駒沢

はい。

 

水野

アメリカでウッドベース奏者としてJAZZバンドもやっていたのが驚きでね。リリースしたアルバムも聞きましたが、本当に素晴らしい。

ところが、アメリカで腱鞘炎になってしまい、そのステロイド治療の副作用で軟骨を損傷というのはかわいそうな事故。現在はベースを休業中で理論を教えてますが、近い内にレッスンも再開できるでしょう。

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(事)

ベース奏法クリニックの集大成と位置付けて、バークレイの現役やOBも含めて、アメリカの仲間とレコーディングしたんですって?

 

水野
この音源がすごい演奏で、ハッキリ言ってブッ飛びました。今腱鞘炎で休んでいるのがひじょうに残念ですが、ベーシスト駒沢さっきを早く皆んなに聴かせたいですね。

 

駒沢

はい、機会があれば聴いて欲しいです。

 

水野

それよりも、早く腱鞘炎から復帰してライブで聴かせればよいかと。

 

(事)

そうですよね、今日は貴重なお話しありがとうございました。

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特殊な水野式三指奏法により

現在はGG-Bradzにおいて私とのTwin Bassで活躍中

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